塗香、抹香

塗香

古くから体臭を消す目的で使われていましたが、後に身体を浄めるという意味が込められました。

今も仏教儀式の前や写経の時にこの粉末を「清め香」として手に塗り、その香りを鼻や口から吸い込みます。

抹香

漢方香料を粉末にして調合したお香で、寺院の前庭などに散布してその場を浄めるために使用したり、香炉や常香盤の平らにならした灰の上に筋状に敷き、端から着火して長時間焚いたりします。

ところどころに沈水香木、白檀などの粉末や刻みをのせて時間によって薫りを変化させる事もできます。

#0835

極品 塗香

3,000円+税

#0836

特撰 塗香

2,000円+税

#0837

佳品 塗香

1,000円+税

#0851

文徳抹香 500g

3,100円+税

常香盤(じょうこうばん)

香炉の灰の上に決められた形に抜かれた型板(香型)を使って、その溝に抹香を導火線状に敷き、端から点火します。
お線香と同様に長時間焚き続ける事が可能で、お線香が伝来(発明)するまではこの方法で長時間お香を焚いていました。
香りを発散し終えた部分が次の燃料になるので簡便で合理的です

※1:右から香型、香ならし(大・小)、灰かき。台の引き出しの中に納められています。

【非売品】