TOPICS
2023.07.04
環境にも意匠にも優れた「再生紙箱シリーズ」
プラスチックでも、木でもない、「再生紙」という新しい選択肢
「再生紙箱」シリーズが発売されるまでは、進物用線香の外装といえば、「塗箱か桐箱」という選択肢が主流でした。
しかし、塗箱にはプラスチックが使われることが多かったため、近年の“脱プラスチック”への意識の高まりから、急速に桐箱へのシフトが進んでいきました。
すると今度は、「桐を用いた箱を、この先も安定供給していけるのだろうか」という懸念が生まれます。
こうした背景のもと、先駆けて「再生紙」を活用した箱づくりに取り組み、牛乳パックなどに使われていた廃棄資材を板紙として再活用することで、強度を十分に保ちながら、
ご進物にふさわしい風合いを備えた「再生紙箱」が誕生しました。
桐箱の代替ではなく、紙の良さを活かした箱を
「再生紙箱シリーズ」には、桐の木目を再現した、桐風紙箱もラインナップされていますが、その大きな特徴は、桐箱の代替品や近似品を作ろうとするのではなく、
「紙という素材が持つ特徴を活かそう」という発想にあります。
紙であれば、製品ごとの絵柄を自由にデザイン・印刷できることから、意匠の幅が広がり、これまでに無かった、独自のパッケージデザインが可能になりました。
発送箱も、外装のデザイン・サイズと合わせたものを開発。梱包材などを使わずに、そのまま製品を入れて、宅配便ですぐに発送していただくことができます。
独自に開発したテープ式水引、箱に対して綺麗に中心を揃えながら、かんたんに取り付けることができます。
環境にも、人にもやさしい再生紙箱
環境意識の高まりとともに、包装・パッケージに求められる価値も多様化している今、
新しい選択肢の一つとして「再生紙箱」の魅力に目を向けるお客様が、少しずつ広がっています。